レンタルでおしゃれができるか(細かすぎて理解されないフォビア)

 ファッション通販のサイトで、購入するボタンと並んで 借りるボタンが並んでるのを見た事があると人も多いと思います。今の若い人は買わない選択肢があって良いなと思う反面、私には入れない分野なんですよね。。。

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素敵なサービスですよね、毎月、プロのコーディネーターが選んだ服が送られて来る→レンタル→洗わず返す。試着したまま出掛けるみたいな。

 

でも。。。ちゃんとクリーニングしてあっても、他人が着てた服を日常的に着るのはね、抵抗があるんですよ。

 

こんな実話があったんです。

 友達が、体型の激変(デラックス級→ヨガの先生)と生活の激変(深夜営業の飲食店→出版社の事務)が重なった為、急な法事で田舎に帰ったけど、喪服が無くて。しっかりした田舎の家柄&喪主に近い立場だったので、黒っぽい木綿のスカートで誤魔化すわけには、いかなかったんですね。仕方なく従姉妹に喪服を借りる事に。そして三日間の後、帰省した彼女曰く、従姉妹の喪服を着たらエネルギーに違和感を覚えて、最終的に帰省してからもかなり通常の状態に戻るのに時間がかかった、というんですよ。

 身体上も精神上も変化の大きな、不安定な時期だったとか、彼女が特別な体質、とも言えなくもないです。しかし、全くのナンセンスとも言えません。だって、エネルギーを使えば、物理的な距離に関係なく様々な現象に触れることができる、そんな能力、誰もが持っているですからね。それに、最新の科学技術を使えば一度でも人と人に接触があったかどうか検出が可能らしいです。人が服に触れたら必ず、繊維に微細な細胞が付着し、それは洗濯しても落ちないほど微量なので検出が可能なんですって。

 

 年中Tシャツで過ごすうちのオットなぞは、古着は『絶対に』着ません。本人も理由は説明できないみたいだけど、兎に角、NGなんです。フォビアと言われればそれまでだけど。

 

 私の場合、着物の古着はオッケー。着物は最初から、カタチを自分に合わせて着るものだし、絹は繊維それ自体が意思を持ってる気がして。着ることを通じて自分と着物の間に対話が成り立つからかなぁと思います。話し合って折り合いがつく感じがするんですよ、正絹の着物って。…だから、洋服でも意思のある服なら大丈夫です。

 まぁ これも、思い込みと言われればそれまでだけど。

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  服のレンタルサービスを利用する人達の主な理由は、いつも同じような服を選んでしまう/買い物に行ったりコーデを考える時間が無い、といった『おしゃれはしたいけど、それに費やすエネルギー(時間)が無い』という事らしいです。ユーザはレンタル前に好みの服の情報を送り、利用後もコーディネーターにリクエストできるので、回を重ねるほど満足度の高いコーデが送られて来るようになるんだって。ユーザ側も長く利用することでセンスが学べるという期待が前提にある様子。

うーん...確かに。

けど誰かから借りたセンスって、それだけでカッコ悪い気がしてしまう。会社とか普段着レベルのレンタル服で「おしゃれ」って言われるのは、誰にでも解りやすい記号を纏っている証拠じゃないでしょうか。服レンタルサービスを知ってる友達に「それって⚪︎⚪︎(サービス名)?」と言われたらアウト!な気分でダメージ受けそう。

  普段着のセンスーーーそれこそ、カレーライスの右盛り左盛りと同等に話題にされるまでは意識なんかして無かったくせに気づけば絶対に拘って譲れない領域。そこへ他人が堂々踏み込む隙を与えるなんて、、、、私とって強烈ストレス。 

 

はい、私、めんどくさい性格ですね。

 

 

 

 

20年くらい前ですど、意匠デザイナーの友達が、言ってた事を想い出しました。

 

「 俺の親父なんかさ、ランニングにひょいと手ぬぐい引っ掛けてるんだよね。そーんなさぁ、クタクタのタオルと下着で腹も出て…けど、なーんかカッコいいんだよね。」