このブログ始めたきっかけは、ほんとうに美しい女性。

お題「ブログをはじめたきっかけ」

特定のイメージが無いほうがいい、と数字にしたブログ名。

ぼんやり思ってたブログテーマは「綺麗と大人」です。

でもここで、再考したいと思いました。

 

  ほんとうに美しい女性 で思い浮かぶ人がいます。

 

 

 彼女に出会ったのは、国際ボランティアの会場でした。わたしが担当するドール販売部に彼女が新しく加わったのです。彼女はすでに購入していたドールを大切に持ち歩いていて、黒いリュックにシンプルな綿シャツ、長い黒髪を簡易に結わえ、化粧もアクセサリーもしていませんでした。そんな出で立ちなのに、手抜きでもなく、シンプル・ナチュラルコーデにありがちな”素朴さ・ゆるさ・清純”なんか全く狙いもしてないのです。まるで欧州の作家が描く絵本の中から、お城に使えるしっかり者の侍女がちょっと抜け出してきたような。ふわり&しっかり、な空気感だったのです。

 わたしは初め「もしかして学生さん?」と聞いてしまいました。「いえいえ、小学四年生の子供がいます。」という彼女。これには、わたしだけでなくボランティアの誰もがみんな驚き、信じられない!と言いました。

 よーくよーく見れば、長い髪には白髪が混じり、メガネの奥から覗く目元にはそれなりの年齢が見え隠れしています。話しを聞けば、間違いなく、きちんと主婦&お母さんを務めているのですが、生活臭さが無いというか。確かに煮炊きできてるけど火は全く出ない調理器具を初めて使った時のような(変な例えですいません)不思議な気持ちになりました。

 

 二度目にお会いした時、彼女は長い髪を二つ分けの三つ編みにしていました。黒いリュックに黒い綿のワンピース。" かわいいなぁ。全部黒コーデなのに彼女がすると全然重たくない。なんで?"と、上下黒=重っ!というわたしの固定観念が吹き飛んだ瞬間でした。

 

 この日は、国際ボランティアの販売在庫の整理作業を彼女にお手伝いしてもらいました。作業が終わったあと、販売のチーフも交えて、休憩のお茶をしながら少しゆっくり会話することができました。

 

 話しをしていると、彼女の中にある純朴で、謙虚で、少女のような爽やかな心の美しさがこぼれ出ます。

 この日初めて彼女に会った人は「魔女の宅急便みたいねえ」と彼女を例えました。

そうそう、確かに!こんなイメージ。

これ、魔女でありながら非力な少女、が経験を積みながら成長していくお話ですよね(詳しいわけではないので間違ってたらごめんなさい)。

ひたすら謙虚に「平凡なわたしですけど、誰かの役に立ちたいです」と願っている。彼女の土台にはそんな純粋さが、無理のない形でしっかり根付いている。

 

 「魔女の宅急便みたいねえ」というのはそういう意味も含んでいたのではないか、と今になって気づくのです。

 

 きっと、その人の心のベースに何があるのか、どんな願いを持っていて、その願いは欲望かそれとも希望か、人間って直感的にわかるんですね。

(余談ですが。たまに男性が驚くこの"超"能力が使える女性(女性特有っていうわけじゃないでしょうけど)、結構います。ただしこの能力、あっても言葉にしてまで伝える機会は稀だし、言うと間違う場合もあるので とりあえず無視 したほうがスマートに物事は進みます。けど無視ばっかりしてると(身体と同じく血行が悪くなり)、固まってやがて機能停止します。足の小指を無視し続けて爪が生える機能を失った人を知っています。)

 

 わたしは彼女と共に作業ができたことが嬉しくて嬉しくて、本当に感謝!たぶんわたしは Tシャツに汗かいて倉庫のホコリも付いてた顔で、なんだか頼りないわたしですがこれからもよろしく、って言ってた矢先でした。「⚪︎⚪︎(わたしの名前)さん、いつも、どうして綺麗なんですか?」と彼女。

・・・
一瞬、固まりました。汗だくがさらに汗だくになりました。でも真摯にこたえなくちゃいけない、という一心で「心を汚さないようにしている」みたいな内容を答えたと思います。

 

 

でも、それだけじゃあないんです。

 実はこの日を作業日に設定するまで、様々な条件があわず調整がつかず数週間、何度も販売のチーフとやりとりしていたのです。わたしとチーフだけで作業自体は可能なのですが、できるだけ彼女も参加してもらえる日を選ぶようにして調整を始めました。

すると急に、たまたま、販売のチーフも休みが取れたそうなんです。

 

 わたしはこう感じています。つまり、作業をすることが叶ったのは、彼女の美徳のおかげなのです。彼女が参加することが条件だったからこそ、作業日程が決まったのだと。

 彼女の土台にある、ほんものの心の美しさが、普通の次元とは全然違う力を発揮したのです。これは体験した人でないとわからないかもしれませんが、そう捉えたほうが、色んなことの辻褄が合う。そんな感じです。

 これから彼女と付き合っていくうちにもっと色んな気づきがある予感がします。

  

あと

 「謙虚になろう」は傲慢だけど「役に立ちたい」は心を養う。

 美意識は、あってもいいけど囚われない。若くないからこそ、心のターンオーバーを邪魔する考えは早く捨てよう。

 と思いました。

 

 このブログはこれからも「綺麗と大人」 がテーマ ですが

 彼女が言ってくれた綺麗って、なんだろう?

  を探していきたいと思います。

 

 

 彼女に恥ずかしくないわたしになりたい。 

 いまの目標です。

 

 結論:心の美しさが土台にある人は、次元を超えたパワーを持つ。

  やっぱ彼女は魔女 *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*??

 

 

 

おしまい。